日本ヒューレット・パッカード、強固なセキュリティを実現「法人向けＰＣ、プリンター新製品」発表
2014年05月21日

    日本ヒューレット・パッカードは5月15日、渋谷・セルリアンタワー東急ホテルで、「法人向けＰＣ、プリンター新製品」を発表した。

   新製品は、強固なセキュリティ機能を標準搭載したタブレットやデスクトップＰＣ、印刷ジョブの暗号化やユーザー認証に対応した、同社初となるインクジェットプリンター。

    プリンティング・パーソナルシステムズ事業統括岡隆史代表取締役副社長執行役員は、市場について「ＷｉｎｄｏｗｓＸＰのサポート終了、消費税増税の影響もあり、3月までは、駆け込み需要がみられた。また、国内ＰＣ市場は、昨年の1～3月期出荷に比べ、全体で33％、特に企業向けは43％に伸びた。そのなかで、市場平均33％の伸びに対し、同社54％という高い成長率で推移することができた。のインストールベースで、まだ600万台が残っていると予測され、今後も需要が見込める」と説明。

    続けて、新製品の狙いについて、「ユーザー企業のニーズは、デバイスに対するニーズの変化に伴い、強固なセキュリティを求めている」と話した。

    管理機能を強化した超高速Ａ４インクジェットプリンター「ＨＰ Ｏｆｆｉｃｅｊｅｔ Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅ Ｘシリーズ」（価格は14万8000円～32万8000円（税抜））は、次世代インクジェットプラットフォームである「ＨＰページワイドテクノロジー」を搭載した。最速70枚／分の印刷スピードや、同価格帯のレーザープリンター比で最大50％ランニングコスト低減を実現した。「同Ｐｒｏ Ｘシリーズ」の特長はそのままに、エンタープライズで求められるセキュリティやデータ管理機能を強化した。