あしたの年賀ジョーが来た～！ＰＣレスでも年賀状を楽しく簡単 インクジェットプリンター「PRIVIO」 ブラザー販売
2013年08月28日

    ブラザー販売は、8月26日、東京コンベンションホールにてインクジェットプリンター「PRIVIO（プリビオ）」シリーズの新ラインナップを発表した。

    新製品は、独自のクラウド技術を活用し、パソコンを使用しなくても簡単に楽しくオリジナルの年賀状作りができる「年賀状アプリ」を搭載し18機種を9月上旬から順次発売する。

    冒頭、片山俊介社長は、「株高や景況感の改善などで消費の上向きが期待されている。インクジェット複合機やＰＣ買い替え需要があり、年末商戦に期待がかかる」と述べた。

    製品投入の狙いについて三島勉取締役は、「今年の新製品の特徴は三つ。サービスの充実として、製品とクラウドを連携し、様々な機能を提供するアプリケーションを投入した。さらに、ハードウェアの進化としては、スマートフォン、タブレット連携の充実させた」と説明。

   過去の12月実績は、通常月の2・5～3倍の販売実績になるという。いかに年賀状プリント用に購入される方が多い点を踏まえ、年賀状機能充実とラインナップを強化させた。

   続けて三島取締役は、「年間目標販売台数75万台、目標シェア15％を目指す」と意欲的に語った。

    従来のプリビオには、ＥＶＥＲＮＯＴＥやＤｒｏｐｂｏｘなど各種クラウドサービスとプリンターがパソコンなしで直接アクセスする機能をすでに備えている。

   新製品は、製品とネットワークが連携してサービスを提供する。ＰＣレスでも年賀状を楽しく簡単に作成できる「年賀状アプリ」（MFC-J720D/DW、DCP-J152Nは非搭載）と「お役立ちツール」（MFC-J720D/DWは非搭載）のアプリケーションを搭載。持っているデータやスキャンしたデータを、ブラザーのクラウド上で処理することにより、オリジナルの年賀状やビジネスで活用できる書式に変更する。(DCP-J152Nは手書きトリミングコピー非搭載）

   また、ブラザーはネットワークを介して提供するサービスを「ブラザーオンライン」と総称し、各種サービスについての情報発信をしていくポータルサイトを９月下旬に開設する。