ホーム > オフマガ ニュース一覧 > ナカバヤシ、木質バイオマス発電事業参入で新会社設立
ナカバヤシは、再生可能エネルギー普及に向けて木質バイオマス発電事業に参入し新会社「松江バイオマス発電株式会社」を設立。
国策としての再生可能エネルギーの利用促進への協力、森林資源の有効活用による森林整備への貢献、雇用促進などの観点から、木質バイオマス発電事業へ参入することとなった。
同社は1971年以来永年にわたり、島根県に製造事業所を有している。立地企業として島根県の豊富な森林資源を有効活用し、更には地元の林業振興に貢献することをめざす。島根県、松江市並びに地元の皆様方等の協力のもと、このたび、本事業を運営する新会社を設立し、地産地消型の木質バイオマス発電所を松江市に新設。新会社には資源・環境事業に注力している日本紙パルプ商事株式会社、地元企業三光株式会社からも資本参加する。
発電材料には、間伐材や未利用木材など島根県内産を中心とした国産木材チップを使用。調達先は島根県素材流通協同組合(森林組合や木材チップ製造業者等の団体)など。
発電出力は約6,250kW、年間発電量は約4,342万kWhを見込み「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を利用して、全量電力会社へ売電する予定。本施設は、2014年春に着工し、2015年4月の稼働を予定している。
また発電以外にも、間伐材を使用した製品の開発やボイラーから排出される焼却灰の有効活用のために、研究開発を進め、資源の有効活用を図っていく。
【事業概要】
[施設名称] 松江バイオマス発電株式会社
[所在地] 島根県松江市大井町899番地7(島根ナカバヤシ松江工場 敷地内)
[資本金] 4億円(出資比率:ナカバヤシ55%、日本紙パルプ商事40%、三光5%)
[使用燃料] 間伐材、林地残材の未使用木材や製材残材など 年間約8万8千トン
(島根県産材料約75%(国産由来の木質材料として計90%以上)
[燃料調達先] 島根県素材流通協同組合(森林組合や木材チップ製造業者等の団体)、他
[主要設備] 流動層ボイラー、蒸気タービン発電機
[発電出力] 約6,250kW
[年間発電量] 約4,342万kWh
(一般家庭約12,000世帯分の年間使用電力に相当)
[事業内容] 木質バイオマス発電、焼却灰の再利用研究
[売電収入見込額] 約13億円
[投資額] 約30億円
[稼働予定日] 2015年4月
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