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文具業界でもお馴染みあの俳優も出演。珠玉の作品26タイトルを完全収録した映画監督50周年記念企画第2弾「山田洋次名作映画DVDマガジン」創刊
2013年01月08日

  講談社は8日、山田洋次氏の映画監督50周年記念企画第2弾「山田洋次名作映画DVDマガジン」を創刊した。創刊号特別価格790円税込 (通常号1590円税込)

   山田監督の作品は、庶民の生活を丹念に描き続け、創刊号には数ある名作の中でも人気の高い『幸福の黄色いハンカチ』を収録。隔週火曜日発売、全25巻 (26作品)を完全収録した。さらに監督らが作品の見どころを案内している。

山田氏は、「作品を振り返れば、家族の物語を多く作ってきた。どんな人物を描くについても、その人の家族を考えながら常にキャラクターを練った。このシリーズで僕の映画を見たことの無い若い人たちに見てもらう機会が増えればいい」と話す。

『幸福の黄色いハンカチ』で日本アカデミー賞・最優秀助演男優賞を受賞した武田鉄矢氏は、撮影秘話を語った。「私の演技をするという歴史は、この1本の映画から始まった。この作品で出逢った、桃井かおりさんとは現場で喧嘩をしていた。そんな次の日は必ず映画の中でも物凄い勢いで喧嘩をした。そうすると現実でも、高倉健さんに五月蝿いと怒られ、ちょうど映画にも同じシーンが出てくる。その事を知ってか知らずか山田監督からは、『今日の君はいいよ』と褒められたの覚えている。この1本の映画の撮影過程のなかに、自分が学んだことの全てがあるような気がする」。

続けて「蟹にあたるシーンでは、ここはウケルなと思い大いに張り切って演じたら浅い仕草を見透かされ、山田監督から『何故笑いながらやる、ここは君が泣きながらやるとお客さんが笑うところだ。いいか喜劇って言うのは泣きながら作るもんだぜ』との言葉が忘れられない」と話す。

(C)松竹

 

武田鉄矢氏は映画出演の翌年1978年、セーラー万年筆のCMに「セーラマン二世」として登場。
武田鉄矢氏は映画出演の翌年1978年、セーラー万年筆のCMに「セーラマン二世」として登場。
山田洋次氏の黄色いハンカチ
山田洋次氏の黄色いハンカチ
武田鉄矢氏の黄色いハンカチ
武田鉄矢氏の黄色いハンカチ
山田洋次名作映画DVDマガジン創刊号表紙
山田洋次名作映画DVDマガジン創刊号表紙