ホーム > オフマガ ニュース一覧 > コクヨ、中国No.1ノートメーカーのM&A(事業承継)を合意 中国内でのバリューチェーンを整備し、ノート市場でトップシェア獲得へ
コクヨS&Tは、2012年夏頃の稼動予定で中国・上海市奉賢区にノート工場を建設することを既に発表し、2020年にはステーショナリー事業で年間売上100億円を目標としている。これを実現するため、中国No.1のノートメーカーである何如文化用品(深圳)有限公司の事業を承継することを合意した。今後、具体的内容の協議に入り、来年夏ごろの事業承継を目指す。
何如文化用品(深圳)有限公司は創業22年のノートを中心とした紙製品製造・販売会社。中国の無線綴じノート市場の中で高品質ノートとして抜群の認知度を誇る「Gambol」ブランドを展開するトップメーカーで、大きな生産能力と中国全土で広範な卸販売網を有している。
今回の事業承継の主な対象範囲は、「Gambol」ブランドの商標、紙製品の生産設備(小型汎用機~無線綴じノート製造機など総数300台)、販売網(中国全土に販売店約5,000店舗を帳合に持つ卸70社との販路)など。
この事業承継により、上海奉賢区に建設する新工場のノート生産設備(深圳より移設)を一気に獲得。この生産体制ができあがることで企画・開発、現地生産、販売までのバリューチェーンの構築が整い、内需獲得体制を確立し、コクヨの中国ノート事業は、一躍トップシェアとなる。
さらに、将来的には、ノート以外の文具の企画・開発も行い、本事業承継で獲得する流通網を有効活用することで、2020年の目標である売上高100億円実現に向けて事業拡大を行っていく予定。
本事業承継は、コクヨS&Tの子会社である国誉商業(上海)有限公司が行う。同社では既に中国市場でCampusノートの販売を行っており、2010年には40社を超える大手有力卸との取引を通じ約200万冊(日本からの生産輸出)のノートの販売実績を上げ、本事業承継の円滑な移行に向けた活動体制を整備している。
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