新製品ＷｉＭＡＸ内臓メディアタブレット「ＧＡＬＡＰＡＧＯＳ」発売　　シャープ
2011年11月16日

   シャープは、モバイルブロードバンド通信規格「WiMAX」を内蔵し、電源を入れるとすぐに高速ネット通信が利用できるメディアタブレット＜GALAPAGOS EB-A71GJ-B＞を12月9日から発売する。

   本機は、片手サイズのスリムな本体に7型液晶を搭載。AndroidTM 3.2とデュアルコアCPU(NVIDIA® TegraTM 2)による高性能プラットフォームを採用している。下り40Mbps、上り10Mbpsの高速回線が利用制限なく使用できるので、「YouTubeTM」などの動画サービスや、大容量ファイルの送受信が必要なビジネス用途でも快適に使用できる。

また、本機はWiMAX回線に接続するWi-Fiルーターとして活用できるテザリング機能に対応しています。本機の通信回線契約だけで、スマートフォン、テレビ、レコーダー、パソコン、携帯ゲーム機、家庭用ゲーム機、パソコン、Wi-Fi対応機器を最大7台まで同時にネット接続が可能。

さらに、新聞・雑誌やコミック・書籍などを豊富に取り揃えた電子ブックストアサービス「GALAPAGOS STORE」が利用できるほか、SNSからスケジュール情報を取り込める「SnapCal」、ノートアプリ「Evernote」を標準で搭載。カメラで名刺を撮影し、アドレス帳に情報を登録できる日英中対応の「名刺読取」機能など、オリジナルアプリも充実、進化した「GALAPAGOS」を市場に投入する。

執行役員　通信システム事業本部長・大畠昌巳氏は、「タブレット端末市場は競合他社からも積極的に新製品が発売され競争が激化する。こうした中で、タブレット端末、ネットワークサービス事業の両面で、当社の強みを出して差別化が必要。国内で高いシェアを誇る液晶ＴＶアクオス、ブルーレイディスクレコード等のＡＶ機器連携を図り、ＡＶとＩＴ融合を高めタブレット端末の楽しさ広がるアプリの開発を継続していく」と説明。

また次世代液晶について「今後、端末の長時間端末を使用するシーンが一層増えていくのを受け、次世代の液晶、高精細で省エネ性を両立するＩＧＺＯ液晶開発を行っている。このモデルを来年、複数モデルを製品化していきたい」と語った。