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リコーフォトギャラリー「RING CUBE」、伊藤之一写真展「隠れ里へ the invisible scene」を開催
2011年11月04日

  リコーは、東京・銀座にあるリコーフォトギャラリーRING CUBEで2012年1月4日(水)から伊藤之一写真展「隠れ里へ the invisible scene」を開催する。

  写真家伊藤之一氏が滋賀県琵琶湖一帯を中心に撮影した作品、約60 点を展示。「隠れ里」とは、世を避けて隠れ忍ぶ里。民俗学によると、山に住む神々が祭りの時など里に現れ、舞を舞いさっていく山間の避地のことをいう。琵琶湖とそれを取り巻く地域を「隠れ里」と捉えた伊藤氏は、神々の存在すら感じさせる光と影を、四季の移ろいとともに写し撮り、独自の世界観の作品へと作り上げている。展示作品は全点、リコーのデジタルカメラ「GXR」で撮影されたもの。

【写真家プロフィール】
 伊藤之一(いとうゆきかず)
 1966年愛知県生まれ、1991年日本大学芸術学部写真学科卒、(株)博報堂フォトクリエイテイブ(現在、博報堂プロダクト)を経て、2000年伊藤写真事務所設立。広告写真制作を主軸に自主制作の作品も発表を続けている。

【写真家からひとこと】
 アスファルトに覆われた道を後にし、少し横道にそれてみる。暫くするとそこには静かに時代に左右されず存在する、いわば真空地帯の様な所があり、古に繋がる光景に出会う。土の上を木々の中を水の際をひたすら僕は歩き続けた。自然の織りなす四季折々の情景を小さなカメラを携えて撮影する中で、自らの五感が研ぎすまされていくのに気づく。湿度を帯びた日本的心情を感じる隠れ里を歩きながら、自らの中に隠された自然に反応する本能が目覚め、懐かしき里のイメージが立ち上がる思いがした。隠れ里を歩きながら、僕にとっては非日常であるこれらの光景が何故かとても懐かしく感じられたのである。

 

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