日本理化学工業、ホタテ貝殻を活用したダストレスチョーク　平成２３年度北海道地方発明表彰「文部科学大臣発明奨励賞」を受賞
2011年10月25日

   日本理化学工業の、地方独立行政法人北海道総合研究機構の共有特許であるホタテ貝殻再生活用の特許第４５６５０７４号が、平成２３年度北海道地方発明表彰「文部科学大臣発明奨励賞」を受賞した。

   今回の表彰対象となった主な功績について、以下の点が挙げられている。

この発明により、ホタテ貝殻を所定の粒度に調整し、これを原料として活用することが従来の技術にない優れた効果を生み、廃棄物として排出されるホタテ貝殻を有効利用することが可能となった。この技術は石灰石資源枯渇の抑制、採掘・粉砕に要するエネルギーの低減，自然景観の保全など環境負荷の低減にも寄与する発明。

この発明による特性
１ 折損強度が高くなった。（描線時の折損が少なくなった）
２ なめらかな書き味となった。
３ 消去特性が向上した。