NEWS BackNumber 2001/7月
7月30日 福岡の有力卸・迅務が民事再生申請
迅務(株)(本社=福岡市、大庭耕一郎社長)は7月26日、福岡地裁に民事再生手続きの申請を行った。負債総額は約29億円。同社は昭和20年に創業、21年に会社組織となり、売上高は約72億円。この5月に発足したジョインテックスに参加、業務を新会社に移管して、不動産管理会社となっていた。8月2日に債権者会議が開かれる。

7月28日 大阪の有力卸・赤松商事が自己破産申請
赤松商事(株)(赤松輝雄社長)は7月27日、大阪地裁に自己破産申し立てを行った。年商は約50億円、社員数は約90名。事務機器の比重が大きかった。6月27日に自己破産を申請した浜田商事(株)(本社=大阪市、浜田卓一社長)の、複写機における影響が大きかったものとみられる。

7月27日 三洋が液晶プロジェクター7機種一斉発売
三洋電機(株)は7月26日、世界初のリアルUXGA対応高輝度液晶プロジェクターはじめ、プロフェッショナルからモバイルまでプロジェクター新製品7機種を一斉に発表。モデルを一新した。7機種とも9月21日発売。同社では現在、世界の液晶プロジェクター出荷(2000年92万台)の内、シェア17%(OEM含む)を獲得(出荷シェア1位)しているが、これをさらに20%へ強化したい考え。新製品はプロフェッショナルタイプ2機種、ポータブルタイプ2機種、モバイルタイプ3機種の計7モデル。最上位機の「LP-UF10」(650万円)は、世界初となるUXGAリアル投影が可能、業界最高の7700ANSIルーメンの明るさなどハイスペック。デジタルシネマやシネマコンプレックス向けにも対応する。

7月26日 コクヨがデジタル対応ペーパーを製品化
コクヨ(株)はスウェーデンのアノトAB社の技術を用いた「デジタル対応ペーパー」を製品化した。発売は来年の後半を予定。新製品はアノト社の開発した微細なドットパターン「アノト パターン」を印刷した紙と、ペン型の入力装置「アノト ペン」を使用。ペンに内蔵している小型カメラが「アノト パターン」上の微細なドットパターンを記録し、ペン先の動く早さと方向を解析、ペンに蓄えられたデータをブルートゥースによって携帯電話やPCに無線送信する仕組み。これにより紙とペンで普通に字を書くだけで入力が可能となり、コンピューターを使用しているということを感じさせない。また普通紙としての使用もできる。商品化にあたってのラインアップや価格は未定。利用として手書きメモを携帯電話やPCに転送、通信販売の申し込み用紙、アンケートハガキ、医療のカルテなど幅広い。

7月25日 三洋LEと三洋電機貿易が10月に合併
三洋電機の国内向け家電などの販売・流通を担当する三洋ライフ・エレクトロニクス(株)(三洋LE)と、製品の輸出入および材料・部品の輸入を担当する三洋電機貿易(株)の両社は10月1日付で合併し、三洋セールスアンドマーケティング(株)としてスタートする。合併の目的は、三洋LEの持つ国内の幅広い販売網、マーチャンダイジング機能、三洋電機貿易の持つ海外販売網と開拓・調達のノウハウを最大限に活用し、相乗効果により国際流通業として新ビジネスモデルを構築するもの。取締役社長に高野彰允氏(三洋電機貿易社長)、取締役副社長に山瀬英夫氏(三洋LE社長)が就任。資本金は38億円、売上高は2001年に6575億円、2003年に7500億円を予定。本社所在地は大阪府守口市。

7月24日 クツワがプラスチック成型会社を買収
クツワ(株)は、大阪府羽曳野市のプラスチック成型会社をこのほど買収、クツワ化成(株)として8月1日から発足させる。この新会社は約200坪のインジェクション成型工場で、当初はランチ関係から移行、徐々に拡大して行き最終的にはクツワのプラスチック樹脂製品は全てこの新会社で生産する計画。これにより同社では、既存の2工場と合わせ全製品の80%を自社生産できるようになる。また、同社の並びにあるキングジムの倉庫を借り受け、8月1日から「K倉庫」として稼働させる。3階建てで延べ面積は約600坪。

7月24日 倉敷市の有力小売り文泉堂が破綻
岡山県倉敷市の有力小売店・(株)文泉堂は7月23日に経営破たんし、自己破産か廃業かなど検討中。負債金額などは不明。

7月24日 コクヨ、均一構造のカラープリンタ封筒を発売
コクヨ(株)は、業界初の厚み均一構造によりプリンターにスムーズに通すことができる「カラープリンタ封筒」を9月1日に発売する。新製品は、両端を折り曲げずに糊付けすることで、厚みを均一にしたカラープリンター対応の封筒。プリンター専用紙を用いていてカラー印刷も鮮明。PCとプリンターだけで社名入り封筒が美しく簡単にできる。B5(三ツ折り)、A4(四ツ折り)の2サイズ・26品番があり、価格は300〜3700円。従来の社名入り封筒を作り、宛名ラベル印刷で張り合わせる作業と比べ、約70%経費削減(100枚印刷の場合)が可能。

7月23日 世界PC市場が1986年以来初のマイナス成長に
ガートナージャパン(株)のデータクエスト部門によると、2001年第2四半期(4〜6月期)の世界のパソコン出荷台数は、速報ベースで前年同期比1.9%減の3043万台となった。マイナス成長は1986年以来初めてのこと。マイナス成長の要因は米国経済状況の悪化が他地域にも影響したため。

7月19日 キングジム、透明ポケットで初のエコマーク
(株)キングジムは、透明ポケットの新商品としてPP再生素材100%使用した業界初のエコマーク商品「再生透明ポケット2穴・30穴」を開発、8月23日から発売する。透明ポケットは、キングファイルや差し替え式のクリアーファイル等のサプライズとして幅広く使用されている商品。書類などポケットに入れて整理し、穴を開けずに保管できる。サイズはA4で2穴(10枚パック)、30穴(同)ともに320円〜。今後、環境意識の高い官公庁、企業などへ積極的に拡販していく。

7月17日 コクヨ東京販売、3拠点統合し両国へ移転
コクヨ東京販売(株)は、7月23日より本社浜町、台東、品川オフィスの3拠点を統合。両国オフィスへ移転する。合わせて本社所在地を両国オフィスに変更する。今回の統合移転は、業務のスピードアップと合理化を行い、さらなる顧客サービスの徹底と充実を図って「シングルソースサプライヤー」として変革に対応する新しい卸店として推進するもの。同社新拠点の概要は、所在地=〒130-0026東京都墨田区両国2-10-14両国シティコア14〜16階、TEL.03-5624-3111FAX.03-5624-4901、オフィス規模は延べ3階・9万849坪、従業員数227名。

7月16日 ISOT2001、総参加者数4万5000人で賑わう
ISOT2001が大盛況のうちに終了。総参加者数(来場者数+出展関係参加者数)は4万4872人(3日間・速報)に上った。出展社からは前回に比べ増えた、決定権を持つ人の来場が増えたとの声も聞かれた。また、ステーショナリー オブ ザ イヤーには、パイロット「D-ink」、コクヨ「プニョプニョピン」、桜井「パピーワン」、三菱鉛筆「プロパス ウィンドウ」、サンスター文具「穴あきはさみ」の各商品が受賞した。またアイデア文具イラストコンテストには790点の応募があり、大賞にリュウ コウ ギョクさん(東京・24歳学生)の「PP紐のハサミ」が輝いた。

7月11日 リード社は単独でもISOT開催の意向
リードエグジビションジャパンは7月10日、記者会見を行い2003年以降の「ISOT」については、全文協との共催という形がとれなくともリード社単独で開催していくとの見解を示した。リード社によると、これまでISOTは出展社の募集活動、来場者動員活動はじめ、収支・企画運営の全ての責任と経済上、また運営上のリスクをリード社が負い、事実上の事業主体者として開催してきた。全文協側が最終的にどのような結論を出すのかはまだ未定だが、可能な限り全文協との共催を働きかけていく意向。

7月11日 シヤチハタがホームページで取扱店を紹介
シヤチハタ(株)は、同社のホームページで新たに取扱販売店を簡単に検索できる「MYシヤチハタ お店探し」コーナーを7月16日より設置・稼働させる。同社のIT戦略の基本構想の1つの、インターネット時代に求められるユーザーサービスとディーラーの販売活動をサポートする情報提供の一環として展開するもの。お店探しのアドレスはhttp://www.shachihata.co.jp/shop_serch/

7月10日 カシオ、カラー撮影できる腕時計型デジカメ
カシオ計算機(株)は、カラー撮影ができる腕時計型デジタルカメラ「リストカメラ WQV-3」を7月31日に発売する。価格は3万3000円。新製品は2.5万画素カラーCMOSセンサー搭載により1677万色のカラー表示が可能。また本体にはファインダー兼用の白黒16階調STN液晶モニターを装備。その場で画像確認ができる。撮った画像は赤外線通信機能により、簡単にPCへ転送可能。画像は内蔵メモリーに最大80枚まで記憶可能。そのほか顔写真・名前・電話番号をセットにした電話帳機能、日常生活防水など装備。

7月10日 ミツヤとサクラクレパスが包括提携
(株)ミツヤ(塚田京江社長)と(株)サクラクレパス(西村貞一社長)は7月6日、開発製造技術など幅広く協力するため包括提携することで合意した。提携の理由については、1)生産性向上および新製品開発面でシナジー効果を発揮する、2)デフレ状況下、合理化を促進する、の2点。なお、営業活動については従来通り個別に活動していく。両社では、知恵を絞りあい互いに協力し合うことで、文具業界へ新たな貢献をしていきたいとしている。

7月9日 キングジム、フォトフレーム販売・長島商事を買収
(株)キングジムは、国内のフォトフレーム販売で高い実績を持つ、長島商事(株)の全株式を7月3日に取得。傘下のグループ会社とした。同社では法人向けを主な事業領域としていたが、個人向け商品強化のため企業買収も視野に入れ検討していた。長島商事は、フォトフレーム分野で「アバンティ」「ラドンナ」の有力ブランドを持ち、百貨店で店頭シェア34.4%(99年調査1位)を獲得するメーカー。製造はアジア複数の協力工場で展開。キングジムでは、新分野のフォトフレーム企画販売のノウハウ共有、海外の製造委託先(協力工場)の相互活用を行い、業容の拡充を図る。

7月6日 ハグルマ封筒が渋谷表参道に新ショップ
ハグルマ封筒(株)は、99年に設立した(株)ウイングド・ウィールを通じ、パーソナル用和/洋紙、封筒、レターヘッドなどを集めたショップ「ウイングド・ウィール 表参道」を7月15日にオープンする。同店ではパーソナル向けの和紙、洋紙のカット紙をはじめ、封筒、便箋、レターヘッド、招待状など素材やデザインにこだわった本物志向の品揃えをしている。また小ロットからのオーダーメイドも受け付ける。ウイングド・ウィール 表参道の所在地は、東京都渋谷区神宮前4-5-4 TEL.03-5785-0719。営業時間は午前11時〜午後8時。http://www.winged-wheel.co.jp

7月6日 サクラクレパス、新事業「メモラビリアート」を展開へ
(株)サクラクレパスは、思い出アルバム作り「メモラビリアート」という新しいホビー事業を展開する。メモラビリアートとは、大切な思い出などいつまでも残すため、写真を中心に専用の材料・用具を使って思い出アルバムを作成する、アメリカ生まれのクリエイティブなホビー。サクラではメモラビリアート事業部を設置し、まず7月から東京蔵前のサクラ東京支社に教室を開設し、新ホビーを開拓していく。東京教室のほか、秋には大阪にも開設する予定。

7月5日 コクヨ、Cビジネス新カタログ発刊。物流強化も
コクヨ(株)は、このほど販売店カタログビジネス支援プログラム「Cビジネス」のVol.4カタログを発刊。これに伴い、インターネット機能・電子カタログのバージョンアップも行い、掲載商品の増加、物流機能の強化を実施する。Vol.4カタログの発行部数は50万部を予定。カタログ掲載用品は、環境対応商品を中心に1万3000アイテムへと増加。物流面では、当日配送、2週間以内の指定日配送、土曜日配送サービスを開始。また返品受付センターを開設し、ユーザーからの返品手続きを簡素化した。

7月4日 パイロットが画材分野へ進出、固形ゲルマーカー発売
(株)パイロットは、固形ゲル芯を開発し、なめらかでクレヨン感覚の「ゲルマーカー」を7月19日から発売する。これにより同社は初めて画材分野へ進出することになる。新製品は、独自開発の固形ゲル芯を使用した新感覚の筆記具。発色が特に鮮やかで、強い耐光性を持ち作品をきれいなまま保存することができる。クレヨンに替わる子どものお絵かき道具として、また太書きのマーカーとして様々な用途で使える。固形ゲル芯はゲル化剤と水性顔料を使用。筆記の圧力により変化してスムーズな筆記が得られる。また手や机などを汚した場合でも水やぬるま湯で簡単に落とすことができる。また経済的なレフィル交換式を採用。カラーはブリリアント・パステル・メタリックの3カテゴリーに分かれ全24色が揃う。単品(1本180円)売りのほか、6色セット(3種類・各1000円)、12色セット(2000円)を用意。交換レフィルは80円。

7月4日 プラス、業界初の梱包材リサイクルシステム構築
プラス(株)は、オフィス家具の主要梱包材として多量に使われるポリエチレン(PE)袋を、製品の納入・開梱後に回収し、新しいPE袋として再利用する「梱包材(PE)リサイクルシステム」を業界ではじめて構築。9月末から関東エリアで運用を開始し、状況を見て他地域での展開を図る。従来、引き取ったPE袋は処理業者により燃料用(サーマル・リサイクル)に処理、もしくは廃棄されていた。同システムでは、PE袋・段ボールなど素材ごとに分別して協力工場でリサイクル。再生されたPE袋を同社が購入し、再びオフィス家具製品の梱包に使用する。これにより関東エリアで年間約100トン(見込み)のPE袋がリサイクルされ、資源の有効活用が促進される。

7月2日 エコーマインド、23日からパーソナル商材展示会
エコーマインド(株)(本社=大阪市、村田太一郎社長)は、7月23〜24日、パーソナル商材展示会を中央区の大阪産業創造館で開催する。これは沈滞気味の業界環境下にあり、生・卸・小売り3者が共に元気を出そうと「あきない・えーで」の掛け声のもとに店頭活性化へ、パーソナル商材に絞り込んだコア展示会を開催するもの。年末商材、お勧め1番などのほか、店頭でデモできる商材を多彩に提案する。出品メーカーは37社。参加希望は同社TEL.06-6962-6081まで。