2025 年度 日販入社式を開催
2025年04月03日

日本出版販売株式会社（代表取締役社長：富樫 建、略称：日販）は、2025年度日販入社式を、4月1日（火）本社7階「オチャノバ」にて開催し、新たな仲間として12名の新入社員を迎え入れました。


入社式は、先輩社員からのウェルカムメッセージ映像に始まり、役員からのエール、富樫社長からの祝辞と続き、最後は新入社員代表による決意表明で締めくくられました。

富樫社長の祝辞では、「 皆さんこそが、日販の最大の競争力になる。一緒に“人財集団”を目指していきましょう」と、共に働く仲間としてのメッセージが述べられました。

新入社員代表からは、「 これから様々な経験をしていくなかで、いくつもの挫折を味わうと思いますが、挫折こそ成長の始まりです。あきらめたりくじけたりせず、自身のキャリアを自ら切り開いていける社会人になりたいと思います」という固い決意が述べられました。

日販は、「人と文化のつながりを大切にして、すべての人の心に豊かさを届ける。」というグループ経営理念の実現に向け、未来を担う新たな仲間とともに、これからも事業を加速させてまいります。


【富樫社長メッセージ（要旨）】

入社おめでとうございます。

実は私も、今日から日販の社長に就任したので、皆さんと同じ1年目です。1年目社長として、今日は皆さんに、大きく2つのことをお話ししたいと思います。

1 つ目は、“働く”ということを、どのように捉えてほしいか、というお話です。

皆さんは「箱根本箱」をご存じでしょうか。日販が保有していた箱根・強羅温泉にある保養所をリノベーションしたブックホテルです。今から約10年前の話になりますが、実はその立ち上げに私も関わっていました。この立ち上げでは非常に多くのことを学びました。工期、予算との戦い、期待の声、温泉が止まってしまうなどのトラブル……、正直、とても大変な日々でした。なんとか無事にオープンして、お客様や家族が泊まりにきて喜んでくれている姿を見て、その時に思ったんです。「生きててよかった」と。

皆さんにも、そんな風に思える経験をしてほしい。何よりもまず、「何のために働いているか」を忘れないでほしいと思います。会社のために自分があるのではなく、皆さんの人生の中に会社生活がある、ということを忘れないでください。私たちは、皆さんが「日販に入社してよかった、働いててよかった」と思える会社にしたいと思っています。

2 つ目は、“日販をどういう会社にしていきたいか”というお話です。

「人と文化のつながりを大切にして、すべての人の心に豊かさを届ける。」これは、日販グループの経営理念です。人の心に豊かさを届けることをパーパスに掲げている会社ですので、なによりも社員と企業文化を大切に思っています。皆さん一人ひとりが財産であり、そんな皆さんが情熱を注ぎ続けられる会社であり続けたいと思っています。だから私たちは、仲間一人ひとりを大切にしているし、「人財集団」となって一緒に戦っていきたいと考えています。なによりも、人を大事にする会社でありたい。なぜなら、皆さんこそが日販の最大の競争力であるからです。そのために会社としても、今日から始まる研修や、配属後のOJT、働きやすい環境づくり、自分を磨くための学びの機会の提供など、あらゆる面で皆さんをサポートしていくことを約束します。

一方で、一緒に「人財集団」を目指していくなかで、皆さんにもお願いしたいことがあります。とにかく「対話」をしてほしい、コミュニケーションを大事にしてほしい、ということです。これから皆さんは色々な人に出会い、色々なことを感じると思います。そのなかで、自ら心を開いて、相手に信頼してもらうことはとても大事です。そのことを忘れずに、対話を積極的にする人になってほしいと思います。この人と仕事をしたい、と思ってもらえること以上の武器はありません。それぞれの個性を活かし、自分を信じて、相手に飛び込んでいくビジネスパーソンになってくれることを期待しています。 いまここにいるメンバーも、ここにはいない従業員も、オール日販が、皆さんと働けることを喜ばしく思っています。

改めて、入社おめでとう。同じ1年目同士、一緒にがんばっていきましょう。