ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 日本商品化権大賞2019国内部門受賞「ONE PIECE STAMPEDE」「チコちゃんに叱られる!」
一般社団法人日本商品化権協会は1月23日、東京プリンスホテルで「日本商品化権大賞2019」を開催した。
日本商品化権協会は、商品化権ビジネスを展開している会社などが加盟している団体。商品化権ビジネスを阻害する偽キャラクターグッズなどの販売に対する排除と啓発を行っている。
2018年度、アニメ産業市場は2兆1814億円(一般社団法人日本動画協会調べ)と成長を続けている。このうち約4分の1に当たる5000億は商品化が占める。
2018年12月からニイセモノ対策の啓発活動として、中国最大のSNSウェイボを活用して日本発、中国のコンテンツファンに向けた新製品グッズのメッセージを発信。
冒頭、高木勝裕理事長は「2020年はビックイベントが控え、世界各国に人々に日本の文化を知ってもらうチャンス。そして、その情報はネット配信などで広がり、これはコンテンツ産業にとってもビジネスチャンス」と前置き。
続けて「今、消費者が求めているのは、自分自身の適したタイミングで、自分の満足するモノ、コト、サービスです。配信事業の多様化で、我々のサービスを選択してもらうのに必要なのは、新しい機能価値の構築」と指摘。
顧客と長期的な関係性を築き、満足してもらえる仕掛けやサービスの提供していく為にも「異業種との連携が不可欠」と高木氏は強調した。
会員には、㈱ビジネスガイド社、ライセンシー関係として、サンスター文具㈱、ショウワノート㈱や放送、広告、映画、アニメーション、原作者、出版社、版権窓口など関係各社。
次いで日本商品化権大賞は、キャラクタービジネスに貢献した施策を表彰。
表紙式では2019年国内外で活躍したキャラクターの商品化権などライセンスする団体、個人を、国内部門、グローバル部門、審査員特別賞の各部門で選出。
日本商品化権大賞2019国内部門では、「ONE PIECE STAMPEDE」「チコちゃんに叱られる!」。
グローバル部門は「ドラゴンボール超ブロリー」。
審査員特別賞には「ヒプノシスマイク」が受賞した。。
劇場場「ONE PIECE STAMPEDE」は、アニメ放送20周年記念作品で、興行収入55億円を達成した。
NHK「チコちゃんに叱られる!」の商品展開は、2018年12月よりスタートし、ぬいぐるみ、カプセルトイ、食品、写真集等の様々なアイテムが商品化された。
映画「ドラゴンボール超ブロリー」の2018年12月以降の全世界公開に合わせ様々な施策が実施され、全世界興行収入は135億円を突破。世界市場規模約2500円のグローバルなミレニアル世代(2000年代に成人・社会人となる世代)向け市場ガ創出された。
「ヒプノシスマイク」は、2017年9月から始動した、EVIL LINE RECORDSが手掛ける音楽原作キャラクターラッププロジェクト。2019年8月現在、動画再生回数が合計1億5000万回に達した。2020年はアニメ化が決定。商品化による経済効果は100億円超を達成するなど若年層から大人の女性を中心とした幅広い市場を生み出した。
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顧客と長期的な関係性を築き、満足してもらえる仕掛けやサービスの提供していく為にも「異業種との連携が不可欠」 |
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日本商品化権大賞2019国内部門受賞「ONE PIECE STAMPEDE」「チコちゃんに叱られる!」 |
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日本商品化権大賞2019受賞 |
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