カール事務器、小学生対象「鉛筆削りの組み立て体験学習」を実施~鉛筆削りの良さを再認識~
2017年03月30日
カール事務器㈱は、小学生対象の「鉛筆削り体験学習」を3月29日、神奈川県川崎市・ 鷺沼小学校で実施した。
体験学習には、新小学2~6年生の児童66名と保護者が参加。
今回の実施は、川崎市・教育委員会が取り組んでいる、地域の寺子屋事業の一環。その中で、寺子屋を開講している鷺沼小学校、寺子屋事務局の担当者から体験学習についての要望があり行われた。
体験学習では、子ども達に鉛筆削りの良さを再認識してもらうため、同社の鉛筆削り『カールくんのいえ』の組み立てをメインに行った。内部の仕組みから理解を深めることで、より興味を持ってもらえるよう、内容を「理科」「社会」「図工」の観点から解説。
「理科」では、鉛筆削り小型と大型の構造と仕上がりの違い。実際に目にする機会の少ない内部を取り出し、ハンドルを動かすことで、部品(歯車・刃)がどのように動いているかを、写真や動画でわかりやすくみせた。
「社会」は、主に鉛筆削りの歴史などクイズ形式で出題。同社の商品耐久テストに関する問題が出題され、5000回との回答に参加者たちは驚きをみせていた。
「図工」は、あらかじめ分解された『カールくんのいえ』の組み立てを行った。子どもたちは、真剣な面持ちで、自分だけの鉛筆削りを作り上げた。
玉山三社長は今回の体験教室に関して「鉛筆削り機の仕組み、構造を理解することで、もっと楽しく鉛筆を削ってもらえる」と述べた。
最後に同社が賛同するピンクシャツデー運動を紹介し、体験教室を通じ、いじめ撲滅を呼びかけた。
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子どもたちを楽しませながら 鉛筆削りの仕組みについて 熱く語る玉山社長 |
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子どもたちは 真剣な面持ちで 自分だけの鉛筆削り『カールくんのいえ』を作り上げていた |
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鉛筆削り『カールくんのいえ』 |