シャープ、検索機能「あいまいチェック」「音声入力」搭載のカラー電子辞書「Brain」４機種１２モデルを発売
2014年12月18日

 シャープは、あいまいな記憶でも言葉を探しやすい「あいまいチェック」機能や音声入力にも対応するなど、検索機能を強化したカラー電子辞書「Brain」４機種１２モデルを1月23日から順次発売する。

 　新製品は、「調べる」「英語学習コンテンツの充実」「パワーボディの強化」を充実させ、より使いやすくした。

  「調べる」機能は、間違って覚えている言葉をそのまま入力しても、「あいまいチェック」により本来の意味に近い言葉の候補を表示してくれるのでスムーズに検索できる。また、音声でも言葉を入力できるので、手軽に言葉の意味を調べることが可能。

  さらに、小学生から大学生・社会人まで幅広い世代における英語学習意識の高まりを受け、世代や用途に応じた英語関連のコンテンツを豊富に収録、学習から実務まで幅広く利用できる。

ほかにも、落下などの衝撃に強い堅牢な本体設計や、バッテリー使用時間を従来機に比べ大幅に伸長させるなど、基本性能も充実した。

  電子辞書の国内市場は、スマートフォンやタブレットの普及に伴い、一般社会人向け（生活・教養・コンパクトモデル等）は縮小傾向。しかしネットに繋がらない学習専用ツールとしての電子辞書ニーズは根強く、高校生や大学生向けの需要は堅調に推移。また、英語学習の低年齢化により、小・中学生の需要の増加が予測されている。

  デジタル情報家電事業本部・モバイルソリューション事業部・西宮チーフは、「市場全体が縮小しているにも関わらず高校生向けは普及率70％に達し堅調に推移している。また、文部科学省では、2020年のオリンピック開催を見据え、英語教育検討が進んでいる。そこで「Ｂｒａｉｎ」は、英語学習ニーズに応えるコンテンツをより充実させた」と、説明。

■大学生・ビジネス「PW-SB2」市場想定価格  3万8千円前後＋税
■生活・教養　　　 「PW-SA2」市場想定価格  3万4千円前後＋税
■高校生向け　　　「PW-SH2」市場想定価格  3万8千円前後＋税
■中学生向け　　　「PW-SJ2」市場想定価格  3万4千円前後＋税