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2009年度の国内文具・事務用品市場規模、前年度比5.7%減の4,817億円と推計 ノート市場は付加価値ノートの拡大が牽引役に 矢野経済研究所
2010年10月01日

 矢野経済研究所は、「文具・事務用品市場に関する調査結果2010」を発表。これによると、2009年度の国内文具・事務用品市場規模は、前年度比5.7%減の4,817億円と推計。2009年度は、2008年後半からの景気後退の影響を大きく受けて、特に法人向け需要(自家需要、ノベルティ需要)の落ち込みが顕著であった。2010年に入ってもこの傾向は変わらず、厳しい経済環境下で法人ユーザーは文具・事務用品などの経費削減を続けている。しかし、問屋等の流通在庫やオフィス内に滞留していた文具・事務用品在庫が削減されるなど在庫調整が進み、需要減に底打ち感もでてきている。

  2009年度の国内ノート市場規模は、前年度比3.3%増の224億円と推計。同市場は、過去4年間で約17.1%拡大しており、2010年度もさらに拡大して前年度比2.5%増の230億円と予測。付加価値型商材(東大生ノートなど)やサイズバリエーションの多様化、斬新な商品の上市により新たな需要を喚起し、市場を拡大させた。

 2009年度の油性ボールペンの市場規模は、前年度比11.5%減の185億円、水性ボールペン(ゲルタイプ含む)の市場規模は、前年度比5.4%減の141億円と推計。しかし、2010年度は両市場ともに前年度を上回る拡大となる見通しである。

 同調査における文具・事務用品市場とは、筆記具、紙製品、各種事務用品の主要3分野を対象。
1.調査期間:2010年6月~9月
2.調査対象:文具・事務用品関連事業者等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mail・FAXによるヒアリング
 

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